日本のどこかにある街の様子を描いたイラスト集。 「どこかの街」のちょっとしたエピソードを藤澤がつくり、 それをもとにmiuroが一枚一枚描き起こして制作しています。 断片のエピソードとイラストをつなぐうちに、 「どこかの街」の全体像がだんだん見えてくるかもしれません。 イラストはすべて、フリー素材としてお使いいただけます。
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夕暮れ時のバス停。学校帰り。学生が二名、山裾の住宅団地行きのバスを待っている。列先頭の女子学生は、テストが近いのだろう、参考書に一心に目を落としている。後ろの男子学生は、イヤホンをしながら、どこともなく視線を向けている。すっかり日も短くなった。
学生街の片隅にある古本屋。女性が店番をしながら寡黙に本を読んでいる。若いが、佇まいから学生ではなさそうだ。この店は普段、ひょろっとした背の高い中年男性が一人でやっているが、時折こうして、アルバイトらしき女性が店番をしている。